こんにちは。
これまでに400名以上の夫婦関係を改善してきた心理カウンセラーめぐみです。
今回は、セックスレスの原因と解消法についてお話ししようと思います。
夫婦関係に悩んでいる方々をカウンセリングしながら、悩みが解決していく過程を見させていただく中で、
セックスレスで悩んでいる人には共通点があることに気づきました。
これからお話するセックスレスの原因をまず知ること。
そして、その奥に隠された悩んでしまう要因を見つけて、解消法を実践するだけで、
レスの悩みが改善し夫婦関係がよくなっていきます。
・レスをなんとかしたい
・レスもそうだけど関係性自体もなんとかしたい
・夫に大切にされたい
このような方は、 今日、この記事を見たことをきっかけに、 レスが改善されていくだけではなく、
夫婦の関係性が変わり、心地の良い安心した空間と時間を手に入れられるようになると思います。
まずはセックスレスの原因と解決方法を3つお伝えします。
この3つを心がけるだけでも、ギクシャクした夫婦関係が改善していきますからね。
そして、この記事の最後には 実は知られていない
レスに隠された”あなたの人生の課題”について も解説していきます。
ギクシャクした夫婦関係を崩壊へと向かわせないためにも、必ず最後までチェックしてくださいね!
心理学的な要素を組み込んだ専門的な内容ですので、いつまでも夫婦仲良くいたい方は、ぜひチェックしておいていただければと思います!
それでは、始めていきましょう。
セックスレスの原因と解決方法
1、忙しくて疲れる→コミュニケーションをとる
セックスレスの解決方法 一つ目は、コミュニケーションをとることです。
なぜなら、仕事や子育てで忙しく、疲れていることからレスに繋がっているからです。
時間にも心にも余裕がないから、それどころではない!と思っている方も少なくありません。
レスで悩んでいる場合には、忙しさへの対処をして、夫婦のコミュニケーションをとっていきましょう。
仕事も家事も育児も、完璧にやろうとしないことです。
ついつい、できるところまでやってしまいたいと思うかもしれませんが、イライラしたり、体調が悪くなったりと、心地よく過ごせていない時には、要注意!
そんな時には、夫婦関係も悪くなっていきます。
お互いに、やらなくていいことを見つけて、作業を減らし、心に余裕を持つことが大切です。
お客さまの体験談
実際に、私のところへも、レスに悩んでいらっしゃったりします。
悩みとしては、求めるけれど拒否されて悲しい思いをされている方と、
求められるけれど受け入れられずに関係性が悪くなっている方との両方がありますが
どちらかというと、求められるけれど受け入れられずに悩んでいる方が多くいらっしゃいます。
忙しくて余裕がないもない。それどころではない。そのような方が受け入れられないわけですよね。
ですので、旦那さんから求められても、そのような気持ちにならない場合には、大変な思いを伝えて、手伝ってもらうようにしましょう。
内側にあるモヤモヤを解消していくことで、気持ちが楽になっていきます。
また、旦那さんに求めるけれど拒否されてしまう場合には、旦那さんに余裕がないことをわかってあげましょう。
見えないところで我慢をしたり、頑張っていることがあったりします。
それを理解しようとするところから、旦那さんの心の安心に繋がっていきます。
どちら側の悩みであったとしても、日頃の小さなコミュニケーションを工夫していくことです。
それらを実践していくことで、多くのクライアントさんが、夫婦の心の距離が近くなり、関係性が改善していく結果を手に入れられています。
このように、レスには直接、関係ないと思われる日頃のコミュニケーションが、改善にも繋がるんですね。
2、子どもが生まれて環境変化→二人の時間を作る
セックスレスの解決方法2つ目は、二人の時間を作る、です。
子どもが生まれて環境が変わったことにより、夫婦の関係も変わっていきます。
子どもがいるからそのような気分にはならなかったり、きっかけが掴めなかったりしますね。
また、家事や育児を手伝ってくれない夫への不満が、誘いを断る原因にもなります。
日頃から、夫のサポートがあれば、幸せや満足を感じるので、スキンシップも受け入れられますが、不満やストレスが溜まっていると、拒否したくなるものです。
子どもがいなければ、もしかするとレスにならなかった夫婦もあるかもしれませんね。
ですが、大切な子どもがいながらも、改善していく方法にチャレンジしていきましょう。
レスの悩みを抱えていない夫婦は、二人だけでデートをしたり、子どもがいない時間を一緒に過ごす機会を設けています。
そして、日頃は話せないことも、じっくりと話し向き合うのです。
わざわざ二人で出かけるなんて・・・と思う人もいるかもしれませんが、
子どもがいると話せないような内容を話すことができたり、子どもが生まれる前のような二人の時間を過ごすことができることで、心の距離が縮まっていきます。
円満な夫婦は、定期的に子どもを誰かに預けたりして、二人だけの時間を作ることをしています。
お客さまの体験談
レスの悩みには、「求めるけれど拒否されて悩んでいる」場合と、「求められるけれど拒否して関係性が悪い」という場合がありますね。
そこで!わたしのところへご相談に来られた方々が、改善していったきっかけとなったものをお伝えします!
例えば、求めるけれど拒否されて悩んでいる方は、子どもが生まれたことによって寂しさを感じていませんか?
その寂しさは、夫がこちらを向いてくれていない、大切にされていないように感じているのではないでしょうか。
反対に、求められるけれど拒否して関係性が悪いことに悩んでいる方は、子供うまれたことにより、寂しさを感じていませんか?
その寂しさは、夫が協力してくれない、理解してくれない、一人で頑張っているのを感じているのではないでしょうか?
理由は、これに限るわけではありませんが、そのような思いを抱えている方が多くいらっしゃるんですね。
どちらも寂しさを抱えていたりします。
寂しさの種類が違うからこそ、お互いに理解ができなかったりするのですが
どんな嫌なことがあるのか?何を我慢しているのか?大切にしたいものは何なのか?など、
子どもがうまれてから、変化したことや感じていることを、話し合う時間を持つことで、夫との関係性が改善していったケースがたくさんあります。
子どもがいるからこそ、これまでと同じように上手くはいかないことがあるかもしれませんが、そんな中でも、
日頃の生活の中で改善できることや協力できることを増やすためにも、相手の気持ちを知ることがレスの改善に繋がります。
3、性的魅力を感じなくなった
セックスレスの解決方法3つ目は、性的魅力を大切にする、です。
レスの原因に、性的魅力を感じなくなったからというものがあります。
家族になり子どもも産まれたことで、異性としての魅力を感じにくくもなりますね。
また、気を使わなくなったパートナーに対して、身だしなみや行いに嫌悪感を感じるようになったりもします。
性的な魅力を保つ努力をすることが、レス改善に繋がっていきます。
家族だからいいや、という配慮のない言動が、異性としての魅力を感じなくさせてしまいますね。
結婚前、新婚の時を思い出してみましょう。
お互いに気を遣っていましたよね。
結婚して何年も経つと、あの頃のようにとはいきませんが、それでもパートナーは他人であり異性である!ということを意識することで、言葉遣いや態度に変化が表れます。
夫に対しての不満が、性的魅力を感じない原因にもなっているので、このような悩みを抱えている方々には、
夫への不満を伝える。できれば直してもらう、ということをしてもらいます。
もちろん、コントロールするという意味ではなく、
夫への不満を抱えたままにしている人は、知らせるという意味で、自分の気持ちを伝えることが大切になります。
それで、直してくれたらラッキーですね。
レスで悩んでいる夫なら、きっと話を聞いてくれることでしょう。
でも、直らない・直さない夫もいるかと思います。
そんな時には、自分が困らないように対策を取ります。
我慢していることや、しょうがないやと諦めていることを、自分のためにやめてみてください。
そうすると、夫への嫌悪感が減っていき、関係性が変化していきます。
反対に、夫から性的魅力を感じてもらえないと悩んでいる場合には、夫がどのような部分に性的魅力を感じるのか?を知るといいですね。
体型なのか、言葉遣いなのか、気遣いなのか、思いやりなのか、表情なのか、仕草なのか。
何を意識すればいいのかがわからないと、間違った努力になってしまいますからね。
多くのクライアントさんが、嫌だと思うことを伝え、どのように改善していくのかなどを夫婦で話し合うことで、心と体の距離が近づいていく変化を体感されています。
性的魅力を大切にして、異性としての欲求や不満など、お互いの考えや気持ちを知ることが、レス改善に繋がっていきます。
レスから見えてくる ”あなたにとっての人間関係の課題”
さて、ここまで、セックスレスの原因と解決方法についてお話ししてきました。
実は、セックスレスが不仲の原因ではありません。
心の問題がレスの悩みに繋がっているのです。
夫婦関係の悩みには、人間関係の悩みの根本が詰まっていますので、ここからは、レスから見えてくる【あなたにとっての人間関係の課題】について、心の面からお話しします。
欲しい愛情がお互いに違う、ということですね。 体の繋がりが愛情だ!と思っている人と、精神的繋がりが愛情だ!とそれぞれの価値観を持っている夫婦が、レスの問題にぶつかります。 なぜなら、レスでも関係良好な家庭があるのも事実だからです。 レスでも良好な夫婦は、精神的な繋がりで安心や幸せを得られています。 だから、お互いに満足しているのですね。 レスで悩んでいる方は、レスが理由で夫婦仲が悪くなっていると勘違いしています。 ですが、実はレス自体が問題なのではなく、これまでの関係の中で溝ができてしまい、心が離れてしまったから、レスになるのです。 レスを改善していくために、自分自身の人間関係の築き方に目を向けていきましょう。 拒否する側も、拒否される側も、どちらも不安や恐れを抱えているのです。 例えば、拒否する側は、犠牲的で搾取される感覚を持っていたりします。 それは、小さな頃から犠牲的に過ごしてきた経験があるからなんですね。 反対に、拒否される側は、断られるのが怖くて誘えなかったりします。 それは、元々、自己否定が強く自分に自信がないことが要因です。 あなたはどちら側で悩んでいますか? 自分がどちらで悩んでいるのかによって、人間関係の課題が見つかり、具体的な解決策もわかります。 例えば、したくない!と思い拒否している人は、その裏に隠された思いを拾ってあげましょう。 これまでに犠牲的な生き方をしてきていませんか? 相手の機嫌を損なわないようにと、我慢してきたことがたくさんあるのではないでしょうか? 両親の夫婦関係が悪く、親に対して嫌悪感を持っていませんか? 子どもの頃、意見や気持ちを受け入れてもらえずに、悲しく傷つき心を閉ざしてしまいませんでしたか? 頑張って耐えてきた苦しみから、気持ちを理解してくれることを望み、体ではない心の繋がりをパートナーに求めていませんか? 反対に、誘えない・断られるのが怖い、という人は、体の繋がりに何を求めているのか?何を得られるのか?何を感じられるのか?それらを感じてみてください。 子どもの頃に、親から愛されて可愛がられた実感はありますか? 愛されていない、放って置かれたり邪魔者扱いされて、寂しい思いをしていませんでしたか? もっと愛してほしかった、かまってほしかった、という思いを、パートナーに埋めてもらおうとしているのかもしれません。 そして、体の関係が一番繋がりを感じられ、受け入れてもらえることに、欲求があったりします。 あなたと旦那さんと、どうなっているかな?と少し考えてみてくださいね。 実際に、わたしのところへ寄せられる、レスの悩みは、夫に受け入れてもらえず悲しんでいる人もいますし、やりたくないけれど強要されて悩んでいる人もいます。 どちら側の悩みであっても、大切なことは、自分でも気づいていない本音に気づくことなんですね。 子どもの頃に得られなかったものをパートナーに求めてしまいます。 親からほしかった愛情を、パートナーからもらおうとするんですね。 この人間関係は、夫婦関係で最も明らかになるのですが、そのほかの人間関係でもやってしまっているパターンです。 クライアントさんには、夫との悩みを扱いながら、自分自身でも気づいていない本音を見つける作業をしてもらうのですが、 セッションの中では、思ってもみなかった本音に驚き、大笑いしたり泣いたりしながら、自分が幼少期から抱えてきている苦しさを解放していくんですね。 そして、明らかになった無意識に抱えているものを、旦那さんに話す機会を作ってもらいます。 本音を告白するんです。弱音を吐くんです。 これが夫婦関係で悩んでしまう原因か!とわかるので、夫婦で共有していくことで、心が緩み安心を手に入れ、心の距離も体の距離も近くなっていく体験をされています。 セックスレスを解決していくためには、悩みの背景に、どのような寂しさや苦しさを抱えているのか?を見つけていくことが大事になります。 そして、お互いに、何を持って愛情を感じるのか?を知っておくことが大切ですね。 レスの悩みも、レス自体が悩みではありませんからね。 これも、人間関係なんです。 本音ではどう思っているのか?何を感じているのかなど、コミュニケーションを増やすことがレスの改善に繋がっていきますよ。 さて、ここまで、セックスレスの原因と解決方法と、心の面から見えてくる「人間関係の課題」について、お話ししてきましたが、いかがだったでしょうか。 もう一度まとめると、セックスレスの原因と解決方法は そして、レスから見えてくる人間関係の課題として、 自分が欲しがっている愛情はどのようなものなのか? そして、その欲しがっている愛情は、親からもらえなかったものだと理解することです。 お互いに本音で話すコミュニケーションを取ることが、レスだけではなく、その他の人間関係改善にも繋がっていきますからね。 実は、夫婦関係の悩みや問題は、親にもらえなかった愛情をパートナーに求めてしまうことに原因があるのですが、 その部分も細かくお話しすると、難しく感じるかもしれないと思いましたので、また機会があるときに、 満たされない愛は自分で満たす、幸せの法則について、詳しく解説しますね。 自分が満たされていないと、相手に対して不満が出てきます。 不満を抱えるから、相手を嫌いになるのです。 そして、夫婦関係がうまくいかなくなるんですね。 まずは、自分の気持ちを知ってあげて、自分の機嫌は自分で取りましょう。 そして、自分の気持ちを相手に伝えて、知ってもらうのと同時に、相手の気持ちも知ってあげる。 お互いに、心を満たすことで、レスに関係なく、夫婦の仲が良くなっていきます。 心と体は繋がっていますので、心を大切にすることで体の関係性も改善していくのです。 この記事を読んでいる方には、夫婦関係を改善することで、そのほかの人間関係も改善し、心が軽くなる体験をしていただけるように、今後もお話ししていこうと思います。 自分が自分を幸せにする術を手に入れるためにも、今回の記事も参考にしつつ、夫婦関係の悩みを改善していかれてくださいね。 それでは、またお会いしましょう。 お客さまの体験談
まとめ
2、子どもが産まれて環境変化が原因の場合には、二人の時間を作ること。
3、性的魅力を感じなくなったのなら、身だしなみを整え、配慮すること。最後に