夫婦の不仲が子供に及ぼす影響とは?心理学的視点から見た衝撃の事実と解決策

夫婦関係

こんにちは。

これまでに400名以上の夫婦関係を改善してきた心理カウンセラーめぐみです。

今日は夫婦関係の悪さが子どもに及ぼす影響子どものためになる夫婦・家族関係の築き方について、お話しようと思います。

夫婦関係に悩まれている方を、今まで400名以上、夫婦円満に導いていく中で、

子どものためにやっていることが、実は、逆効果だったりする方も多くいらっしゃいました。

これからお話することを実践するだけで、子どもにいい影響を及ぼすことができる夫婦関係を築けるようになります。

・夫婦仲の悪さが子どもに影響を及ぼしていないか心配

・実際に、夫婦関係の悪さが子どもに悪影響となり問題が起っている

・子どものためにも夫婦関係を改善したい

このような方は、 今日この記事を見たことをきっかけに、 夫婦関係が変化して、 子どもに与える影響もよくなり、温かさを感じる家庭を作っていくことができます。

まずは 夫婦の不仲が子どもに及ぼす悪影響と改善する方法をお伝えした後、

この記事の最後には、子どもが安心を得て自信を持てるようになる親の関わり方についても解説していきます。

より良い家族関係を築いていくために、必ず最後までチェックしてくださいね!

このサイトでは、人間関係改善のプロである私めぐみが、個々の子育ての悩みを具体的に改善していく方法を徹底的に解説していきます。

心理学的な要素を組み込んだ専門的な動画ですので、家族の悩みを解決したい方は、ぜひチェックしておいていただければと思います!

喧嘩をする夫婦

それではまずは、よく夫婦喧嘩をする場合の子どもに与える悪影響についてです。

夫婦喧嘩が多く不仲であると、子どもが不安になり、人の顔色を伺うようになります。

なぜなら、 夫婦喧嘩が多い両親に、仲良くしてほしいという思いから、子どもが親の機嫌を取るようになるからです。

怒っている親、悲しんでいる親、傷ついている親、などのケアを子どもが頑張るようになります。

いつ喧嘩が始まるのかとビクビクしながら過ごしてしまうことにもなりますね。

子どもの頃に不仲な親の心のケアをしてきた人は、

大人になっても人の顔色を伺って、機嫌の悪い人のお世話をするクセが抜けません。

あなたの子どもが、そうなってしまうかもしれないと思うと、対処法を知りたくありませんか?

子どものことを思えば、、、喧嘩するのが悪いわけではありません。

喧嘩をしたとしても仲直りをしたかどうかが大切なんです。

仲直りをしないことで、子どもは、お母さんはお父さんが嫌いなのかもしれない、お父さんはお母さんを嫌いになったのかもしれない、と思ってしまいます。

仲直りをしないと、喧嘩をしたはずなのに、いつの間にか会話をしている親を見ることで、子どもが「自分に気を使って仲良しのフリをているのかもしれない」と不安になったりもします。

子どもは喧嘩をした後に、どのように仲直りをして関係性を改善していくのか?がわからないので、夫婦の関係性が悪いままなのではないかと心配になるんですね。

ある「夫婦喧嘩の理由」のアンケートでは、相手の発言や態度が1位となっていたりします。

ということは、夫に対してイライラしているわけですよね。

相手の発言や態度にイライラして喧嘩になるとすれば、どうやって仲直りすればいいのだろう?と疑問に思いませんか。

夫が謝ってくるか、改善するとか、してくれればいいのですが、そんな夫だったら、いい夫婦関係を築けているはずですよね^^

夫は謝らないし、言っても改善しないし、何度も同じことを繰り返すし!!!

そんな状況だと、喧嘩になってしまいますね。

ですので、喧嘩が多い夫婦は、少しでも喧嘩を減らしていく方法を考えることが大切になっていきます。

 

親の知らない子どもの様子

子どもにとっては、親には喧嘩をしてほしくない!仲良くしてほしい!という思いがありますね。

私が幼稚園・保育園で働いている頃に、感じたことがあるのですが、それは、親の様子が不安定だと子どもの様子に現れる、ということです。

子どもの様子を見てると、家庭で何かあったな・・・と伺えるんですね。

その中でも、ふとした時に家のことを話してくる子どもも沢山いました。

「お母さんとお父さんが喧嘩してね・・・」とかお母さんが冷蔵庫の前にずっと座ってて・・・」とか。

子どもにとっては、見たものや感じたことを言葉にして話すことで、心の荷物を下ろすことができるですね。

親が喧嘩している間は、子どもは元気がなかったり

気持ちを発散するために空元気だったり

親が不安定だから子どもも不安定になり荒々しくなったり

いつもと違う様子が見えるんですね。

気持ちを吐き出して発散できる子どもは、まだいいのですが、先生にも言えない・誰にも言えずに抱え込んでいる子どももたくさんいます。

幼稚園・保育園で働いている頃に、両親の関係性が子どもの心に影響を与えているということを、学ばせてもらったな、:と思います。

このように、夫婦喧嘩が多い家庭は、子どもの不安に繋がる影響を与えています。

 

喧嘩をしない夫婦

それでは次は、子どもの前で夫婦喧嘩をしてはいけない!と心がけている夫婦関係についてです。

子どもの前で夫婦喧嘩をしないようにしていることでも、実は子どもへ不安を与えています。

喧嘩はしない方がいいに決まってるでしょ!?喧嘩するよりはマシだよね?

そう思っていませんか?

実は、喧嘩をしないように頑張っている親も、子どもに不安を与えているんですね。

なぜなら、 子どもの前では喧嘩をしないようにと心がけていることで、

建前の表面上の人間関係を表現してしまっているからです。

喧嘩しないようにと、夫に対して言いたいことがあっても、言わなかったり

嫌な雰囲気を嫌って、我慢したり諦めたりしているからです。

喧嘩を避けることで、嫌なことがあっても、なかったことにする・気にしないようにする、という人間関係の作り方を、子どもに見せていることとなります。

そうすると、子どもが言いたいことを言ってはいけない。

喧嘩しないためにも、自分が我慢すればいいんだ!という人間関係を学ぶこととなります。

それが、人を信用できない・信頼できないという不安に繋がっていくんですね。

夫婦喧嘩をしない・見せないことが、良いわけではありません。

親の心の中はどうなっているのか?を子どもが感じるんですね。

例えば、夫にイライラ・モヤモヤしているのに、表情や口調を穏やかに見せようとしている、その親の姿に、子どもは気づくのです。

心のままに表現しない、我慢している親を感じて、子どもが不安になってしまいます。

教育評論家の尾木ママが、

「夫婦喧嘩で、怒っていたり落ち込んでいるときに、何もなかったかのように過ごすふりをしていることは、子どもに二重三重にウソを重ねることになりかねない」

と言われているんですね。

それが結果として子どもを余計に苦しめてしまうということです。

また、

「子どもは親の嘘がわかります。ただでさえ両親の不仲な様子を心配して心を痛めているのに、お母さんが自分にウソをついてるのがわかったら、子どもが傷つくはずですよ」

とも言われているんですね。わたしもそう思います。

親であっても子どもと同じ人間。

人と喧嘩をして怒ることもあるし、悲しい思いをすることもある。

それでも向き合っていけば大丈夫なんだよ、ということを伝えていくことが大切なのではないかと思うんですね。

 

喧嘩を避けていた夫婦の変化

わたしのところへは、夫婦関係の悪さが子どもに影響を及ぼしているのを感じていて、

子どものためにできることはありますか?と相談に来られる方もいらっしゃいます。

そのような人は、子どもの前で夫婦喧嘩をしてはいけない!と思って我慢していたりするんですね。

その結果、夫婦での本音の会話がなくなり、本気でぶつかり合って話し合うことがなくなって、関係性が希薄になっています。

ですので、実は心の奥底で「この夫婦関係が子どもに悪影響を及ぼしている」と罪悪感を持っていたりするんですね。

わたしは、そのような方へは、子どもの前で喧嘩をすることをおすすめしています。

子どもに遠慮しないこと!そして、夫に言いたいことを言う!チャレンジしてもらいます。

これまで、喧嘩をしないようにしていた方に、喧嘩をするチャレンジをしてもらうと、

「夫と喧嘩をしたのは初めてです]

「人と本気でぶつかることで、心が満たされる不思議な体験をしました」

など、喧嘩をすることで本気で向き合った喜びや温かさを体験したとの、嬉しいご報告をたくさんいただくんですね。

【言いたいことを言って、本気でぶつかり合う。だからこそ絆が深まる。だからこそ心が温かくなる】

そのような人間関係を体験するタイミングがきているんだ!ということを

母親自身が気づくことが大切なんですね。

子どもは、夫婦関係が上辺の仲良しでなく、喧嘩もするけれどそれでも仲がいい様子に、安心して過ごすことができるのです。

喧嘩をしないことは、人との関わりを避けていることにも繋がっています。

人と関わることは怖いことなんだよ、と子どもに教えていることにもなっているんですね。

あなたは、わが子に、どのような人間関係を築いていってほしいと思いますか?

このように、夫婦喧嘩をしないことでも子どもに不安を与えてしまっていますので、わが子に望む人間関係を自分自身が築く体験を見せる!ということが大切になります。

 

3、子どもが安心を得て自信を持てるようになる親の関わり

さて、ここまで、夫婦喧嘩をする場合も、夫婦喧嘩をしない場合にも、子どもへ不安を与えてしまっているんだよ、ということについて話をしてきました。

それでは最後に、子どもが安心を得て自信が持てるようになる親の関わり方をお話しします。

あなたは、子どもに安心を与えて、自信を持って生きていってほしいな、と思いませんか?

そのために親ができることは、愛情を感じながら過ごせるような夫婦関係を築くことです。

なぜなら、愛情によって安心を得られるからです。

安心があれば外へ向かってチャレンジすることができ、経験が増えることから自信がついてきますね。

ですが、安心がなければチャレンジするのも怖くて、結果、自信が持てなくなってしまうからです。

あなたは、愛情を感じながら過ごせるような夫婦関係って、どんなものだと思いますか?

きっと、あなたが幼い頃の家庭環境は、愛情を感じながら安心を得られる家庭環境ではなかった、のではないでしょうか?

愛情を感じながら過ごせるような環境とは、喧嘩はするけれど仲直りをするとか、

嫌なことがあっても話し合いをして向き合い解決していくという人間関係があることです。

いわゆる、どんなことがあってもちゃんと向き合っていく姿勢や生き方が大切だということなんですね。

人間関係でぶつかることは当たり前のことです。うまくいかないことがたくさんあります。

そんな時にも、お互いに話し合い向き合っていくことで、クリアしていくことができるんだ!より良い関係性の築き方があるんだよ!ということを、子どもに教えられると良いですね。

 

過去の悲しい体験

わたし自身、以前は、子どもの前では夫婦喧嘩をしてはいけない!したくない!と思っていました。

だって、喧嘩をしてもいいことなんてないじゃないですか。

子どもに怖い思いをさせる、悲しませる、窮屈な思いをさせる、泣いている顔を見せたくない、怒鳴っている姿を見せたくない、、、色々と思っていましたね。

なぜなら、わたしが子どもの頃に、夫婦喧嘩が激しくて、とても嫌だったからです。

父親の怒鳴り声を聞くのも嫌でしたし、母親が泣く声も聞きたくありませんでした。

喧嘩をした後の両親の様子を、ビクビクしながらずっと伺っていましたね。

そんな体験があるからこそ、我が子には夫婦喧嘩している状態を知られてはいけない!と思って、夫婦喧嘩をしてイライラしていても、悲しい思いをしていても、

何もなかったかのように、子どもの前では平気なふりをして過ごしていたんですね。

でもやっぱり、バレてしまいますよね。

夫のことを嫌い、恨み、イライラしていると、夫に対する接し方が、いつもと違うわけですから、子どもが気づかないわけがありません。

実際に、気を遣いながら接してくる子どもの様子が伺えるわけです。

わたしは、幼児教育に関わり、心理学を学んだことで、夫婦の在り方が子どもの人間関係の基盤になるということがわかりました。

夫婦喧嘩がダメなのではありません。

お互いにより良くしようと、向き合わないことがダメなんですね。

例えば、喧嘩を見せることで、喧嘩をしてもいいんだ!ということをお知らせできます。

喧嘩をしても仲直りをすることで、喧嘩をしても大丈夫なんだをお知らせできますね。

喧嘩するけれど、なんだかんだ仲良しだよね、という姿を見せることで、人と関わることを恐れなくてもいいという安心を与えることができます。

実は、夫婦喧嘩をしない家庭で育って人たちの中には、

大人になってからも、喧嘩の仕方がわからず、言いたいことを言えず人間関係に悩んでいる人が多くいらっしゃいます。

これまでに、そのようなお悩みを、たくさん扱ってきました。

夫婦喧嘩をしながらも、それでも仲良しで、家族を思いながら過ごす、そんな温かい関係性を築いていくことが大切になります。

このように、夫婦が安心した人間関係を築いていくことで、子どもが人を怖がらず外の世界を怖がらずチャレンジをするようになり、結果、自信が持てる生き方に繋がっていきます。

 

まとめ

今回は、夫婦関係の悪さが子どもに及ぼす影響と、子どものためになる夫婦・家族関係の築き方について、お話ししました。

夫婦喧嘩をするかしないかが、直接、子どもに影響を及ぼすのではありません。

夫婦がどのような関わり方をしているのかということが重要であることを感じていただけたのではないでしょうか。

子育ては、子どものためが自分のためにもなり、自分のためが子どものためになります。

ぜひ、人間関係の構築を、夫婦関係でやってみてくださいね。

今回は、夫婦関係の悪さが子どもに不安を与える、ということでお話をしましたが、

実は、子どもに与える悪影響は、他にもいくつもあるんですね。

また機会があるときに、子どものためにできる家族の在り方について、詳しく解説していこうと思います。

夫婦関係が子どもへ大きな影響を及ぼしていることは、わたし自身の体験や、多くのクライアントさんの体験により、ものすごく実感しています。

それと同時に、夫婦関係が変わることで子どもの様子が変化していくのも、クライアントさんからたくさん見せてもらっているんですね。

もう、子どもが大きくなってしまったから、今からではどうにもすることができない・・・と思っている方もいらっしゃると思いますが

人は、いつからでも変われるのと同じように、子どもへ与える影響も、今からでも十分間に合うんですね。

親子であることは、いくつになっても変わりませんので、今回の記事も参考にしつつ、

子どもにとってもいい家族を作っていかれてくださいね。

それでは、今日はここまでです。

また次の記事でお会いしましょう。

夫婦関係を改善していきたい人は、こちらも読んでみてくださいね。