子育てで胸が苦しくなる理由は子どもを1番に思いすぎるから

人間関係

こんにちは。吉村恵です。

わたしは、子育てを通して
母親が本来の自分を取り戻し
自分らしく生きていくこと

サポートしています。

子育てには、正解も不正解もなく、
兄弟によって性格も違うので、

どう接したらいいのかな?
どう声をかけたらいいのかな?

と試行錯誤しながら
子どもと関わったりすると思いますが、

子育てをしながら、
イライラしたりモヤモヤしたりするときって
自分の価値感や生き方について
考えさせられる時だったり
するのではないかと思うんですね。

先日、娘のことで
胸がギューッと苦しくなり
泣きたくなってしまった出来事がありました。

そのときは
「娘がかわいそう」と思って
涙がでそうになったのだと
思っていたのですが、

時間が経過して気づいたことは

昔の、幼い頃の私の気持ちが
フラッシュバックしてきていたのかもしれない

ということに気づいたんですね。

そこで今日は
子育てで大切な「感情の味わい方」
について書いてみようと思います。

 

成長と共に色んなことを理解する

 

子どもが大きくなってくると、
言葉で説明して理解してくれることが
増えてきます。

わたしは、心理カウンセラーとして
外でセッションを行うこともありますが、
近頃はパソコンの前に座って
話をすることも増えてきました。

そうすると、
子どもがいる時間にセッションを行うときには、
別部屋とはいえ、
子どもたちにも静かにしてもらわないといけないので、

・何時から何時まで、パソコンの前でお話しします。
・用事がある時にはお手紙に書いてください

というようなルールを作り
何日が過ごしてみると、

それまでは、
私がセッションしている途中でも

「ママ~」と部屋に入ってきて
話しかけてきたり、

あっちの部屋できょうだい喧嘩になって
大きな声が聞こえていたりしていたのが、

だんだんと、スムーズに問題なく^^
わたしの仕事が進み
お手紙でのコミュニケーションも
楽しみながら
出来るようになってきました。

 

夜中に娘が起きてきた

 

子どもたちが眠りにつく頃、
わたしが隣りの部屋でセッションをして

その後、そのまま
パソコン仕事をしていると
娘がゴソゴソと24時頃
部屋にやってきました。

わたし
わぁ!びっくりした!
どうしたの?目が覚めたの?

・・・・・・
娘は、寝ぼけた様子でした。

わたし
どうしたの?
むすめ
おしっこ漏らした
わたし
おしっこ漏らしたの?
そっか、着替えようか

そう言って、
布団の部屋へ一緒に行きました。

わたし
寒いでしょう?
着替えよう、着替えよう

そして、急いで着替えさせると・・・
オムツを履いていたんです。

娘はまだ、夜におねしょをするので、
毎日オムツを履いて寝ているのですが、

この日は、オムツに履き替えないまま
寝てしまって、パンツや洋服が
濡れただろうな・・・

と思って触ったら、
オムツを履いていたので
どういうことなのか
様子がつかめませんでした(;’∀’)

わたし
あれ?オムツだよ?
おしっこ漏らしたの?
むすめ
おしっこ漏らしたよ
わたし
でも、濡れてないよ?
あ!オムツにおしっこして目が覚めたのかな?
むすめ
オムツに着替えたの

このときに、私は
ものすごく反応してしまいました。

濡れたまま、ママ~と言って
漏らしたことを言いにくればいいのに、
先に自分で着替えたんだ・・・

怒られると思ったのかな。。。
なんだか申し訳ないな、
娘に気を使わせてしまったな、、、

そんなことを瞬時に感じていました。

わたし
そうなんだね。
もう着替えてたんだね。
お布団はどこが濡れたのかな?
むすめ
ここ

濡れたこところを確認して、
娘を寝かせようとすると

むすめ
そうだった、
これ渡そうとして忘れてた

と言って、折り紙の裏に書いた手紙を
渡されました。

 

上の方は、眠りにつく前に
パソコンで話をしているわたしに
持っていこうと書いたものでしょう。

【ママ、こっちにきていっしょにねよう
だからきて】

そして、下に書いてあるのが・・・
おしっこを漏らしてから
わたしが仕事中だと思って
話しかけられないからと書いたのでしょう。

【ママしっこもれたきて】

着替える前に書いたのかな?
濡れたまま書いたのかな?

ママを呼ぼうとして、
でも呼べないことに気づいて
わざわざ手紙を書いたんだよね?きっと。。
眠たいのに?寝ぼけながら?

その手紙を見た時に、
娘にどんな思いを
させてしまったのだろうかと
かわいそうなことをしてしまったと

胸が苦しくなって

ごめんねの思いと共に
涙が出そうになるのを
必死にこらえました。

それからすぐ、娘は眠りにつきましたが、
濡れた布団を処理しながら、
この一連の流れを感じているわたしが
いたんですね。

申し訳ない思いは、私が子どものころ苦しかったから

見方を変えれば、
娘は気が利いて、
自分でなんでも出来て、
ママのことも把握できていて、
しっかりしている素敵な子
かもしれません。

自分で出来たんだね、偉いね。
困った時にはママを呼んでもいいからね。

そう、声をかけてあげても良かったのに
私はそんな余裕もなく
ものすごく苦しい思いをしながらも
頑張って平然を装って
子どもを着替えさせていました。

それにしても、ものすごく
胸が苦しくなって涙が出そうになったのは
なぜだろう・・・と
考えてみると

わたしが幼いころ、
困ったことがあっても
できるだけ隠して親にバレないように

おねしょした時も
怒られるからとバレたくないと
隠していましたし、

親にバレたら色々言われるからと
何でも自分で処理して、

ビクビク・ドキドキしながら
親の行動に耳を大きくして
来てないよね?バレてないよね?と
怖がっていたのを思い出していたことに
気がついたんですね。

その、わたしが幼い頃に体験していた
怖い!隠さなきゃ!怒られる!
バレないように!黙っておかなきゃ!
自分で処理しなきゃ!

という、焦りや恐れ

娘も体験したのではないかと思って
悲しくもなり、怖くもなって
涙が溢れてきそうになったのだと
わかりました。

実際は違っていた

朝、娘が起きてきてから、
昨日の事を聞いてみたんですね。

わたし
あの手紙は、漏れてぬれたまま書いたの?
それとも、着替え終わってからママを呼ぼうと思って書いたの?
むすめ
着替えてから書いたよ。
わたし
そっかぁ。良かった。
濡れたまま書いたんじゃないかと思って心配した~
むすめ
ママが、また手紙書いてほしいなって言ってたでしょう?
だから書いたんだよ^^

ほほー。そうだった、そうだった。

先日、
子どもが書いてくれた手紙が可愛くて、
でもテーブルに置いたままにして
濡れてしまったので、
残念ながら捨てることに
なってしまったのですが、

それを、
ちゃんと取っておきたかったな~
可愛いんだもん☆

なんていう会話を、
娘としたばかりだったんですね。

わたしの中では、濡れたまま、
半べそかいて
「助けて~」の気持ちで
書いていたのかと思っていたので(^^;)

すべては、私の妄想・空想であり、
わたしの幼少期の頃の感情を
投影させていたんだなぁ、

ということに気がつきました。

娘が苦しい思いをしたのではなくて
良かった、という思いと

わたしの中に、湧いて出てきた
ずっと癒されずに抱えていた思いに気づき、

まだ、こんなものをもっていたのか、
という驚きと共に
これから私が向き合っていくと
幸せになれるテーマが見えたようで
笑えました(^_-)

子育てで癒えてない自分が見える

子育てをしていて思うことは、
子どもを通して、自分自身について
知らされることが沢山ある、

ということです。

色んな気づきや発見、という
楽しいものばかりではなく、

隠してきた、忘れていた
嫌な苦しい思いも明らかになっていく

ということなんですね。

子どもに自分を投影してしまうことから
起きる出来事だったりもするのですが、

わたしは子育てを通して、
癒されていない過去を癒して
本来の自分を取り戻していく
作業をする

きっかけを与えられているのだと
感じています。

それは、わたしの経験からだけではなく、
ご相談に来られるクライアントさんと
関わらせていただく中でも感じる事で、

誰しもみなさんが
同じようなものを持っているのではないかと
思います^^

子育てによって、
自分という人間に向き合わせてもらえて
感謝感謝です。

親が子どもに教えることばかりではなく、
子どもから学んでいること、
子どもの存在により気づかされることが
沢山ある喜びを感じながら

これからも子育てを試行錯誤
していきたいと思います^^

結局は、自分を生きる、ということを
親も子も一生懸命していくだけ

なのかもしれませんね。

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