どもる子どもへの接し方「子育て=親育て」

子育て

 

 

こんにちは、吉村恵です。

わたしは
子育てへの不安をなくして
楽しく子どもと生きていけるようになる
ヒントをお伝えする仕事に
携わらせていただいています。

子育てで悩むときには

・子どもの将来が不安で心配で
という未来への問題

・今、過ごしているのに
問題が生じてしまっている
という現在の問題

この2つに分かれるかと思いますが

緊急性が高く、どうにかしたいのは
いま現在の問題なのではないでしょうか。

先日、こちらに
どもる子どもに対する対処法を
書いてみましたが

どもる子どもへの意外な対処法とは?!

子どもがどもりはじめると
とても不安になられるお母様も
少なくないかと思います。

なぜ、どもるのだろう。
何が悪かったのだろう。
どうしてあげたらいいのだろう。

わが子のとまどっている
上手くいっていない姿を見るたびに
心がギューッとなっていまい
どうしていいのか分からない

というような心苦しい思いを
されている方も多くいらっしゃいます。

今日は
以前わが子の成長で相談した
お医者様から頂いたお話を例に
子育ての悩みは自分のことを見ると
解決策が分かる
ということについて書いてみようと思います。

子どもの様子問題行動は母親のせい?

私のところへ来てくださるクライアントさんにも
よくお伝えしていることが

「子どもの様子は、親の影響を大きく受けているよ」
ということですが、

この意味を勘違いされている方も
多くいらっしゃるのではないかと思うのです。

本やセミナーでも、
子どもの性格は子どもの頃の
両親との関りから出来る
というようなことをきいたことがあるのではないでしょうか?

私自身も、クライアントさんにそうお伝えしていますが
子育てで悩まれている時には
この解釈を違った意味で捉えていたりする可能性が
あったりするのかもしれません。

吉村恵
こどものどもりがひどくなりました。
とても気になるのですが・・・
なにか出来ることはありますか?
女医
子どものどもりは発達の中で
よくあることだったりもするのですよ。
吉村恵
そうみたいですね。
子どものどもりは悪いことでもない、ということですよね。
女医
そうですね。
日常で、子どもがどもるようなきっかけがあるとしたら
どんなことがあります?
吉村恵
自分では気づかないのですが、保育園の先生に、

「お母さんが外の目を気にしている様子が
子どもに伝わっているのではないか」と言われました。

それがプレッシャーを与え、子ども自身が周りの目を気にするようになってしまっているのではないかと言われました。

女医
そうですか。そういう部分もあるのかもしれませんね。
吉村恵
私が子どもをどもらせるまでプレシャーを与えてしまったということですよね。。。

色んなことが出来るようにと、挨拶だったり、人に気を使うことだったりを
無意識にさせてしまっていたのかもしれません。

女医
そう思われるのですね。
吉村恵
あぁ、私のせいですよね。私のせいですね。
女医
お母さん、お母さんのせいだということではありませんよ。

お母さんは、自分が悪かったのだと思っていらっしゃいませんか?

吉村恵
だって、私の影響を受けて、私がそうさせてしまったのですもの。。。
女医
そんな風に感じていらっしゃるのですね。
でも、それは違うかもしれませんよ。

お母さんの影響を受けてはいるでしょうが、お母さんがそうさせたわけではありませんよ。

吉村恵
私が悪いんです。○○ちゃん、ごめんね。申し訳ない。私のせいで。。。( ;∀;)

子どものどもる姿を見るたびに、
申し訳ない気持ちになり、

取り返しのつかないことをしてしまった気分になり

もう、どうしていいのか分からなくなって
心がギューッと苦しくなってしまいました。

こんなお母さんでごめんね。
お母さんのせいだね。

そんな言葉を心の中で繰り返していたように思います。

以前の私のように
子どもの姿を見ながら
母親としての未熟さを感じてしまい
悲しくなっている
方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

お母さんの自分責めが子どもにプレッシャーを与える?

女医
お母さん、子育てをする中で最も大切なことは、お母さんが笑顔でいることです。

子どもは、お母さんが笑顔でいることを望んでいますからね。

自分の事でお母さんが悩むなんて、望んでいないでしょう。

吉村恵
そうでしょうけど・・・
女医
子育てで悩んだ時、問題が起きた時、つまずいた時は
自分と子どもとの関りを見つめる時だったりします。

そんな接し方をしてきたかな?
どんな言葉をかけてきたかな?
どういうことを大切にして過ごしてきたかな?

という風に自分の子どもへの関りを振り返る必要があったりする時です。

吉村恵
そうですね。挨拶が出来ないことや、周りを見て気を使えないところをしつけようと声をかけていたかもしれません。
女医
そうです。そんな風に振り返ってみるんです。
振り返って、自分を知って気づくだけでいいんですよ。

自分のダメなところ、足りなかったところ、やってしまったところを見つけて、自分の事を責めるのではありませんよ。

罪悪感を味わうために振り返るのではありませんからね。

吉村恵
そうは言っても、私の言動が影響を与えていたのかと思うと・・・

私が悪い、ということですよね。。。

女医
その捉え方、考え方が、子育ての悩みに繋がっていたりするのですよ。

子どもが親の影響を受けてどもるようになった、としたら
これまで子どもへの関りを振り返って、じゃあ、これからはどうしていこうか☆

どんな接し方をしていこうか☆
どんな自分で在ろうかな☆
ということを考えて行動していくだけでいいんです。

自分を責める時間なんて1秒たりもいりませんからね。

その自分を責める時間、罪悪感を感じている時間こそが、子どもにとっては一番の悪影響を及ぼすのですから。

子育ての思いに隠された自己中?!

吉村恵
え?
自分を責める時間、罪悪感を感じている時間は
子どもにとって悪影響なのですか?
女医
そうですよ。子どもはお母さんに笑っていてもらいたいんです。

私のせいでお母さんが悩んでる、私のせいでお母さんがお母さんのことを責めている、だなんて
子どもが嬉しいはずはありませんよね。

吉村恵
そうですね
女医
この自分責めや罪悪感は、子どもがどもるようになったから
お母さんがもつようになったのではありませんよ。
吉村恵
え?どういう意味でしょうか?
女医
お母さんは、わが子が挨拶をする子になるように、気のきく思いやりを持った子になるようにと、普段から心がけていたわけですよね?
吉村恵
はい、そうですね。
女医
それが、そもそも、人の目を気にしたお母さんの行動だったりしませんか?

どうして、挨拶をする子になってほしいのですか?
気の利く思いやりのある子に育ってほしい理由はなんですか?

吉村恵
そりゃぁ、挨拶は大切ですよね。挨拶は基本だと思います。

気のきく思いやりのある子は、やっぱり女の子なので、気遣いの出来る方がいいですよね。
誰にでも優しくあってほしいですね。

女医
そうなんですね。
では、挨拶が出来ない子になり、気が利かず思いやりもない子どもになってしまったら、お母さんはどう感じますか?
吉村恵
うーーーん。なんか嫌ですね。
女医
何が嫌なのか分かりますか?
吉村恵
何が嫌?ですか・・・
出来ればそうはなって欲しくないですよね。
女医
周りの人が挨拶の出来ないあなたのお子さんを見た時、お母さんはどう感じると思いますか?

思いやりのない優しくない、あなたの子どもを周りの人がみたら、その方々に何と思われるでしょうね?

吉村恵
あ!!!分かりました!意味が分かりました。

子どもがちゃんとしないと、私の子育てが悪いと思われそう。

子どもがちゃんと出来ないと、私の親としての関りが悪いのだと言われそう。

…私は、人に何か言われるのが嫌なんですね。

女医
もしかするとらそうかもしれませんね。
なにか気づかれましたか?

子どもの出来の悪さが自分の出来の悪さに繋げていませんか?

子どもに問題が見つかれば、自分が問題なのだと思ってしまってはいませんか?

この時わたしは衝撃を受けました。

子どものために、子どもが色んなことを知って学べるように

挨拶が出来るようにとか、
優しく思いやりがもてるように、
と思って声をかけたりしていたのが

私が悪い母親だと思われたくない
私はちゃんとしてると思われたい

という思いがあっただなんて
思いもしていなかったのでした。

お医者さんに会う前の
子どもはお母さんの影響を受けている、
という言葉の意味が
もっと奥深い部分にあるのだ
という感覚を味わいました。

まとめ

子育てをしていると、
日々の中で色んな悩みや問題が
出てくるかと思いますが

その悩みや問題が、
自分の罪悪感と関連づいていないか
見つけてみるのをオススメします。

今日は、私のこどもがどもった時に
お医者さんに相談した時の様子を例に
書いてみました。

子育ての悩みは自分のことを見ると
解決策が分かるということは

子どもの悩みや問題を
自分の問題や責任だと思い
自分を責めて罪悪感をもっていることこそが
苦しみ辛くなってしまっている
ということに気づくチャンス
なのかもしれませんね。

子育てで悩みや問題が生じた時は
自分の子育ての仕方を見つめるとき

なのかもしれません。

そして、自分の
どんなところを責めていて
どんなところをダメだと思っていて
どんなところが足りないと感じて
過ごしているのか、

ということを
見つけることをされてみると

自分を責めなくなったり、
罪悪感がなくなった時に
子どもへの接し方も、
世間への接し方も
以前とは違う行動をとっていることに
気づけるかと思います。

子育てでの悩みを解決して
毎日を楽しく過ごされたいと
思っていらっしゃる方は
子どもの問題を自分気づきとして
紐解いていかれてみてはいかがでしょうか?

参考にしていただければ幸いです。

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