こんにちは。吉村恵です。
わたしは現在、
夫の顔色を伺う妻が
家族に遠慮せずに
自分らしさを発揮して
家族をサポートしていく方法
についてお伝えする仕事を
させていただいているのですが、
家の中で、家族の中で
窮屈な思いを抱えながら
過ごしていらっしゃる方々って
結構たくさんいらっしゃるんですね。
そんな方に限って
・具合が悪い時に「具合が悪い」と言えない
・具合が悪いことがバレないようにする
という特徴があったりするんですね。
頑張りやさんで、
サポート能力が長けている方は
具合が悪くても、それを言うことは
少ないかもしれませんね。
言わないどころか、具合が悪いことを
悟られないようにガマンして隠して
平気なふりさえしてしまい、
迷惑をかけないようにと
普段通りに過ごす方も
いらっしゃるかもしれませんね。
わたしも以前は
”わたしが具合が悪くなってしまい
動けなくなると
家族に迷惑がかかってしまう”
という思いから
病気にならないように
具合が悪くならないように
体調管理にものすごく
気を使っていたり、
多少の具合の悪さは
なにもなかったかのように
普段の自分を演じていた
ように思います。
そんなことが続いていったことで
どんどん心が苦しくなって
窮屈な思いを抱えるように
なった時期がありました。
そこで今日は
サポート力がある方が陥りやすい
自分を苦しめる考え方
について書いてみようと思います。
少しの間、お付き合いくださいね。
わたしさえガマンすればまるく納まる
結婚して子供も出来ると、
家庭内の家事や育児を
奥さんが担っている分野が
多くあるのではないでしょうか?
旦那さんは外で働いているから
家の中のことは女の人がやるもの。
旦那さんは外で頑張っているから
家のことは私がやらなければ。
そう思っている方もいらっしゃるかもしれませんし、
そういうことを言ってくる旦那さんを
お持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
自分自身が
”ちゃんとしなきゃ”
”私がしなきゃ”
と思っている方も
旦那さんから
”お前がちゃんとしろよ”
”お前のやることなんだからな”
と言われたり、態度で示されたり
する方も、
どちらの方にも共通して
持っているものがあるんですね。
それは
私が少し我慢すれば。。。
という気持ちです。
・わたしさえガマンすれば
・わたしのことで周りに迷惑をかけたくない
・わたしのことで、空気を悪くさせたくない
そんな思いや考えを
持っていたりするんですね。
例えば、わたしの幼少期は
父が外で仕事をし、
母は働かせてもらえず
家にいたんですね。
今となってそのことについて
母と話をすると
昔の人は奥さんが働くことが
”自分の給料で生きていけないんだ”
という捉え方をして
恥ずかしい思いをするから
奥さんを外で働かせたくなかった
のかもしれないね、
と言っていました。
時代の違いもあるのかもしれませんね。
わたしは、そんな夫婦関係を
見ながら過ごしてきましたから、
洗濯や掃除、子どものこと、
学校のこと、地域のこと、
そういうことは全て母が
やっていました。
父は外で
自分の仕事をするのみ。
時間になったら帰ってきて
毎日晩酌。
休みの日は
ゴルフや釣り。
そんな環境の中で過ごしてきたので
私の中には
”家事育児は女がするもの”
というものが当たり前と
なっています。
しかし、そんな幼少期にも
「もっとお父さんも
家の事をすればいいのに」
「お父さんだって、
家族の事をやったらいいのに」
「こんな男の人とは
絶対に結婚しない」
「お母さんがかわいそう」
そんなことを思っていたにも関わらず、
結婚して、また
同じ思いをしてしまっていました。
父親と夫と
人間は違うのに、
性格も違うのに、
私が拾う部分、感じることが
変わらなかったんですね。
心で思うことが先、現実が後
私の中には、
”男は家事をしない”
だとか
”男は何でも女に押し付ける”
というものをもっていましたので、
そう捉えられる夫の言動を見て
「ほらね、やっぱりあなたもそうなのね」
と思っていたんですね。
そして
なんであなたは家の事を何もしないの?
どうして家事も育児も手伝ってくれないの?
そうやって、心の中で
夫の事を責めるようになりました。
でも、今となっては分かるのですが、
自分の思いや気持ちを伝えていないんだから
相手も分からないのは当然だよね、
ということです。
よく考えてみてください・・・
体調が悪い時・・・
夫は何もしてくれないし
気遣ってくれるどころか
家事をしろ、育児をしろと
いつもと変わらない態度で接してくる。
ちょっとは気づけよ!と
イライラしたりガッカリしたり
していませんか?
さて、そのとき、
あなたは具合が悪いことを
ちゃんと伝えていましたか?
具合が悪いことだけでなく
こうしてほしい、ああしてほしいと、
自分のために夫や子どもを
動かしてもいいんですよ。
散々お願いしてやってもらうんです。
この、お願いしたり甘えたりするときに、
きっとモヤモヤしたり
言いづらかったりすることを
経験されるかもしれません^^
そうしたら、チャンスです☆
自分の価値感に気づくチャンスだったりします☆
あ・・・言えない・・・
私、遠慮してるんだあ・・・
自分のためにしてもらうことに
罪悪感があるんだなぁ。
申し訳ない気持ちになる。
そのように
”自分のことをいたわることをしてこなかったから
違和感がある”
ということを体感するのではないでしょうか?
どんなことに違和感を感じるのか?
どんな言葉を発するときにモヤモヤするのか?
そういうものを面白がって感じる
ということをしながら
自分自身について知っていくことで
自分を苦しめてしまっている考え方から
脱出できていったりするかもしれません。
家族とは?
家族って、本来は
協力したり応援したりして、
みんなが自分らしい人生を
生きる楽しさを味わっていったり
するものなのではないかと
思うんですね。
結婚って、子どもを産んで
育てるためにするのでもなくて、
年齢の違う人たちと
考えの違う人たちと
それぞれの持つ良さを
共有し合いながら
生きることを楽しんでいく
というものなのかもしれないなと
思うんですね。
わたし自身、そんな思いや考えがありながらも、
やっぱり、なかなか心が変わっていかずに
幼少期の両親の関係性や
生き方を見てきたことで、
女は男の言うことをきかなきゃ。
男が偉くて女は弱い。
妻は夫の言うこときくべき。
家事育児は女の仕事。
そのようなものを
私の思考の中に取り入れてしまって
自分自身を苦しめることと
なっていたんですね。
望んでいないことなのに、
その思考が私を苦しめるんです。
とても辛く悲しかったですね。
しかし、
親と自分は別人格です。
親がいいと思ったことを
子どもの私がいいと思わなくても
いいんです。
親子で意見が違ってもいいんですよね。
自分自身にどんな
固定概念があるのかを見つけて、
実験してみて何を感じるかを味わってみたりして、
どんどん思考を変えていくことで
心が変化して穏やかさや
自分らしさを手に入れられるように
なってきたように思います。
そうやって、
親離れをして
親を越えていくことが
自分らしい生き方が出来るようになる
きっかけになっていくのかもしれません。
夫婦関係で悩まれていたり、
家族と居るときに、心が休まらない方の
何かのお役に立てると嬉しいです。
追伸^^
実は・・・
父親と夫と
人格も違うし、性格も違うけれど
同じものを拾い嫌な思いを味わう
ということをお話ししましたが、
その側面では
”結婚するときには自分の天敵を選ぶ”
という法則もあるんですね^^
このことについては
また機会がありましたらお話ししますね。
自分の内側にあるものが
どのように現実としてあらわれるのか、
こちらも合わせて参考にしてみてくださいね。
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